美容や健康に良いとされる「ノニ」

ノニは、学術名「モリンダシトリフォリア」と呼ばれ、その実は、ビタミンCやビタミンB群、カルシウム、鉄などのミネラル、食物繊維など、150種類以上の非常にたくさんの栄養成分を含んでいるフルーツです。強力なハーブフルーツとして知られています。果汁100ml中に、ビタミンCがレモンの2倍以上、ビタミンB1がニンニクの2片以上が含まれています。
5~8m程まで伸びる常緑の木で、原産は、東南アジアやオセアニア地方、ハワイ諸島など、赤道付近の環太平洋の島々に多く自生しており、日本では沖縄県にも見られます。特にポリネシア地方やハワイ諸島は、発育に適した土壌と、汚染のない環境から、質の良いものが育ちます。
その木は、水はけの良い土壌を好み、特に火山質やさんご化石から成る地質の環境が最適ですが、非常に丈夫な多年生植物なので、暑い季節、雨が多い時期、雨が少ない時期、乾燥している季節、気温差、降水量の差が激しくても耐えることができます。木の成長がとても早く、種を植えてから8~9ヶ月で実を付けることもあります。1本の木に30~40個の実がなります。
その実は、1個の重さ約150gです。実はもともとは柿のような食感で、固くて、ほとんど無味無臭です。実を付けてから数週間で発酵を始め、発酵すると柔らかく乳白色になり悪臭を放ちます。
発酵させた実の果汁には、各種の酵母や酵素、中鎖脂肪酸、アミノ酸、ポリフェノールなどの成分がたくさん含まれているので、ポリネシア地方やハワイ諸島では以前から美容や健康に良いとされ、ジュースとして飲まれたり、ドレッシングとして料理に使われたりしてきました。カロリーが低く、栄養成分が多く含まれているため、ダイエット中にも良いと考えられています。ポリネシア地方では古来から、「ハーブの女王」「神からの贈り物」と言われています。
最近日本でも注目をあびています。美容、健康、ダイエット目的として、特に若い女性から支持されています。
その果汁は濃厚で、臭いがきつく、くせがあるので、原液のまま飲むには適していません。原液をサプリメントにしてのんだり、水や炭酸水で割ってジュースとしてのんだり、それを凍らせてシャーベットとして食べる方法が一般的です。
ノニは、今まではなかなか手に入れられないものでしたが、今ではインターネットで販売する会社を中心に、店舗でも扱うところが増えているので、手に入りやすくなっています。